紫式部を探偵役とした平安「日常の謎」系ミステリー、もしくは頒布物に乱丁が見つかり大慌てになる超大手同人作家の話 源氏物語の失われた帖とされる「かかやく日の宮」はほぼ知らなかったが(刀ステでちらっと出たっけ?)「言われてみれば、六条御息所ってやたら急に出るよね!」となった
愛憎の表裏一体、ままならぬこと、人間の多面さ、そしてそれを書き語る一種のおろかさ 源氏物語にまつわるそういったテーマもきちんと取り込んでいたと思う そして探偵の助手役的な立場、ストーリーテラーとなる紫式部の女童、あてきがほんと良い 重苦しい平安の世界を裸足で駆け抜けてくれる
岩あて、2024年最初の推しカプ。