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#旅する審神者 の2022年を振り返る

年の瀬いかがお過ごしでしょうか、いざなみです。
12月30日に仕事を納めて、31日の5時に家を出て鈍行で帰省しようとしたら乗り換え待ちで40分ホームに放り出されてます。寒いです。
寒いですがこの時間を使って今年の振り返りをしていきます。

1月 佐野美術館と都内の展示、月末は沖縄へ

1月から元気すぎじゃん、我ながら笑った。

年始の刀はじめは佐野美術館でした。

2023年も年始に佐野美術館に行く予定です。静岡県・三島の佐野美術館では毎年年始に刀の展示をしてくれています。良質な展示が年始に見られるのは嬉しいね。

そのあとは都内の展示を3件ほど。

これは年間通してなんですが、トーハクに意外に行ってないんですよね。前は金曜夜のナイトミュージアムで突撃することが多かったけど、最近はそういうのもなくなってしまったので。一方トーハクの特別展はほぼコンプ状態です。常設展ももっと見ていきたい。

毎年年末に激務になる職場なので、1月末は長めのお休みを取って沖縄に行ってきました。

沖縄は高校の修学旅行で一度行ったきり。自分の尺度で「いきたい」と思った場所に、自分の時間配分で行けたのが良かったです。今だからこそ、の旅。

原付で回ったのも楽しかった。また機会があればやりたいです(それより自動車乗れるようになろうよって感じあるけど)。

2月 関東の展示+佐賀

1月が忙しかったから2月はおとなしく……なってなかった。山姥切国広、謙信景光など日帰りで行ける展示のほか、佐賀に飛んでったりしていました。

ヒルトン行ったり。

埼玉行ったり(この時の写真めちゃ盛れた〜)。

佐賀に行くついでに福岡行ったり。

佐賀楽しかったな〜次は温泉にいきたいです。

そして、足利の山姥切国広。

2回見ることができました。

あとは毎年恒例、春の水戸。

近所で梅のつぼみが見え始めると「あ、みっちゃんとこ行かないとな」って思う。2023年もそうやって水戸に行くのでしょう。

3月 旅人として地元を歩いてみる

3月はミュージカル刀剣乱舞 にっかり青江単騎出陣の静岡公演があったため、それに合わせて名古屋・浜松を旅しました。

西尾文庫の刀の書籍に関する展示、新しい切り口で面白かったです。

旅人として地元を歩く旅、ずっとしたかったので青江くんが実現させてくれて嬉しかった。

そのほか東京近郊の展示など。

ロニ・ホーンよかったなあ。またポーラ美術館でいい感じの展示があるので、近々行きたいです。

4月 兼定さんちの展示と近畿旅行

4月の頭は兼定さんち(永青文庫、土方歳三資料館)に連チャンで訪問。

目白のレッカー・マウル美味しいです。

この行列に並びながら大侵寇クリアしたの、良い思い出。

あとは仕事にくっつけて桑名に行ったり。

ゴールデンウィークには金沢〜大阪まで移動する点Pになっていました。

大阪では舞台刀剣乱舞 綺伝を見てきたよ。

5月 会津と琉球、そして高知

4月末のゴールデンウィーク前半は休めたんですが、5月に入ったゴールデンウィーク後半には仕事が入ってたので、仕事にくっつけて会津に行ってみたりしました。

東京では琉球展がスタート。

そして月末には「岡田以蔵の肥前が出る!?」って聞いて夜行バス弾丸旅行で高知に行っちゃったりしました。おばかなので。

6月 沖縄を見つめた月、そして広島

6月には引き続き琉球展が実施されており、後期展示を見たり、ミュージアムショップで関連書籍を買ったり、都内の沖縄に関する展示を見たりしました。

復帰50年ということで、いろんな角度から沖縄を考えられた年だったと思います。思ったこと、考えたことをどこかにまとめたいなと思っている。

またこの月はミュージカル刀剣乱舞歌合の広島公演に合わせて広島→愛媛の旅もしてきました。

愛媛で飲んだ蛇口みかんおいしかったな。

そのほか、都内の展示も。

7月 仕事の間に旅をねじ込む

7月の頭は歌舞伎とセーラームーン!

美少女戦士セーラームーンの作中と縁深い六本木のミュージアムで実施されたセーラームーンミュージアム。約半年の展示期間のうち3回展示替えが行われるので、それぞれ1回ずつ行ってきました。何度もセーラー戦士たちに会えて嬉しい1年だった。大好きよ。

そして7月は仕事で岡山に行きましたので、その合間で展示を見たり、終わってから東京に戻るときに京都に寄って薬研藤四郎写しを見たり。

この日アホほど雨降ってて靴の中洪水になっちゃって笑った。

そしてこの出張を頑張ったので、月末はご褒美に高野山に旅に出てました。

真田ゆかりの地をたどり、帰り際に大阪で石切さんに寄ってくる旅でした。強欲。

8月 仕事忙しかった

一方8月は仕事が忙しかったので、都内の展示しか見に行ってません。おやすみ月。

でも美術館行かないと「酸素足りない……」ってなる体になっちゃったから忙しい時ほど美術館が必要です、私。

9月 ロングバケーション!九州周遊の移動する点P

クソ忙し8月を乗り切ったので、9月は11連休をもぎ取りました。九州を旅したり、

いっぺん東京に戻ってから長野に行ったり、

また東京に戻って都内の展示見て洗濯とか済ませてから、

改めましてビュン!と鶴岡へ。

「そのうち行きたいな〜」を一気に消化した、充実の長期休暇でした。出費はなかなかだった。

そんでこの月もまた出張があったので、そのついでに名古屋行ったり。

都内の展示も見ましたよ!セーラームーンミュージアムと大倉集古館。

10月 ちょっと浜松まで

10月もわりかし忙しくて都内の展示中心でした。

10月にスタートした国宝展も抜かりなく。

あとは仕事で群馬行ったついでに前橋東照宮行った。

月末には浜松の刀の展示を見て、それを起点に静岡県内をはしごしました。

しばらく頭から離れていた沖縄を、ここで改めて考え始めたりした。積読になってた沖縄関連書籍を読み進めたり。

クダ屋さんまだですか。

11月 仕事で小倉へ

11月もわりかし仕事忙しかった。国宝展2回目は行ったんですが、

第3期にあたる期間がまるまる出張だったんですよね。でもちょうど良いことに宴奏会の熊本公演と日付が近かったので、くっつける形で九州へ。

出張中は仕事の合間に小倉城行ったり、壇ノ浦行ったりしました。

ちなみにこの出張、宿が全滅すぎたのでウィークリーマンションに泊まってたんですが、すげ〜風邪ひいて鼻水ズルズルになりながら「でもこのエアコンすごい乾くんだよ……」ってエアコンを我慢して日本酒飲んで布団にくるまる夜を過ごしていました。過酷だった。仕事もした。えらい。

12月 近場の展示中心に

12月は埼玉県立歴史と民俗の博物館に行ったくらいで、あとは都内の展示ばかりでした。

歴史と民俗の博物館は長期休館入り。ちなみに2023年は、謙信景光700歳イヤーです!

年の瀬に駆け込むように都内の展示をはしごする週末を過ごしました。

ヴァロットン、音声ガイドめちゃめちゃ良かったです。

セーラームーンにたくさん会えて幸福な1年でした。智積院展は豊臣の女におすすめです。

国宝展は会期延長期間にて無事見納め。長い時間ありがとうございました!

そして1年のラストは星野道夫とマリー・クワント。「国語の教科書で読んだ」時代からの古い友人、同志と久々に会ったような気分。マリクワはめちゃめちゃ元気の出る展示でした。楽しかったな。

2022年ありがとうございました!

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振り返ると仕事に翻弄された1年だったなと思います。仕事にくっつけて観光したり展示見たり、仕事頑張ったから休暇取って旅に出たり展示を見たり、仕事に疲れたから癒されるために都内の展示見に行ったり……あれ、明けても暮れても同じことしてる。見に行った特別展は全部で40個だったみたいです。常設展や複数回行ったやつなどは考慮してないので、単純に「行った回数」はもっと多い。書いた記事数は75記事。

刀に限らず、いろんな種類の展示を見る1年でした。ゆるやかに蓄積してリンクしていけばいいな、と思う。

そして刀に関しては、刀身を見ることより「ゆかりの地を歩くこと」を重要視していた1年だったかもしれない。2021年の終わりくらいから「歩いてみなきゃわからんことがある」をちょっとしたモットーにしてたんですけど、真夏に汗をかきながら2時間くらい農村をひとり歩くこと、サトウキビ畑の中の細い道を下って海へ行くこと、かつてその人が通ったであろう道をたどってみること、もう何も無くなった、看板しかない場所を「もう何もない」と思いながら歩くこと。

そういうこと、をしながら、無心に足を動かす中でいろいろと考え事をしていたなと思います。
その場所で、その空気の中で、その時間の中で。

やっぱり歳を重ねていくにつれそういう肉体行使はキツくなっていくと思うので、できるうちはできるだけしたいな、と思う。それはわたしが自分で行わない限り得られないことなので。

そんな1年でした。お付き合いいただきありがとうございました!

来年は少し節制したい。