太刀 古青江康次
トーハクで古青江はよく見るんですけど、どれが誰だかわからずに「古青江」としか認識してないんですよね。でも古青江と会うたびに「好きだ……」って言ってる気がする。今回もそんな古青江。
何が好きかって、はい、澄み肌。黒っぽくとよんとした部分が見えています。
ガイドラインを引くとだいたいこんな感じ(だいたいね)。おわー、好きだなあ。ニッカリ青江もこんな感じのとこあります。
青江というカテゴライズに引っ張られすぎている感は否めないが、このきっさきの様子も青江に似てる気がする。帽子(きっさきの刃文)の焼き方かな……?
太刀 古備前正恒
なんか古備前って「王道カプ」的なとこあるので(カプじゃない)、「は、軽率に撮ったりしねーし……」みたいな気持ちになっちゃうとこあるんですけど、ちょっと負けて撮ってしまった。
ウッ映り……映りに弱い……
縄をほぐしたような刃文。キャプション的には「直刃と小乱れを交えた刃文」だけど、そういうグレー地帯を示すための表現が一番難しいんだよな。
刀 粟田口久国
今回の撮れ高ナンバーワンはこれだったかな〜!って思う久国!
額銘なのもポイント。
とにかく肌が明るかった!鳴狐も久国作なんですが、久国にはなんだか神っぽさを共通して感じます。
(とか言いつつ銘の字ぶりがだいぶ鳴狐のと違うから「同じ久国であってるよね…?」と不安になったりした)
太刀 二字国俊
太刀の国俊。うまく写真に撮れなかったんですが、かがんだくらいの高さから見る刃文の縁が素敵でした。針の先で引いたような、すごく繊細な線だった。
刀 相州正宗(石田正宗)
石田正宗もよかったぞ〜!!
石田三成の持ってた正宗。受け傷があることから石田「切込」正宗とも呼ばれます。
正宗はね〜、刃文の縁のうねりが水のように風のように見えるところが好き!これは肌が綺麗目なんですが、物によっては肌もすごくうねうねしてるのがあって、肌のうねうねと刃文のうねうねが混じり合ったように見えるところが正宗の好きなとこだな〜って思う。
(去年くらいまで「正宗っていまいちピンとこないんだよな〜」って言ってた人の発言)
この……ジリジリもめっちゃ撮れて満足……刀の写真ってこれが楽しいんだよな……なんかこれくらまでアップで撮っちゃうと、いっそのこと宇宙の写真みたいに見えますね。この写真を全力で加工すれば銀河作れちゃうかもしれない。
太刀 長船長義
この長義はまず姿からしてずんぐりむっくり系なんですが(磨りあげたんだね)、
このきっさきがさ〜〜〜めっちゃツボい!!
「は????長義だが??????」
って感じのゴツさ(猪首きっさき)と強さ(乱れ込んだ帽子)、もう紛れもなく長義。ゴリゴリのゴリマッチョだよ。ありがとういい薬です。
肌の無骨さもまたツボいよね。
ここから先は「カメラのバッテリーが切れる!!」ってなってたので割と雑め。
刀 山城大掾国包
新しめの刀。ぱっと見で「いいな〜」って思って、なんでいいな〜って思ったんだろうと思ってよく見てみたら柾目だった。柾目、好き。
肌がうねうねしてなくて、直線が連なってるのが柾目。土方歳三資料館も和泉守兼定もこんな感じです。
突然ぶちこみますけど天狼傳みました?もはや再演の枠を超えてるのでご興味あればぜひって感じ(この日のソワレ配信を見た)。
脇差 大慶直胤 刻印・ナニワ
ナニワの刻印の直胤ちゃん。
水心子正秀の弟子。注目しておきたいところですよね、ゲーム的な意味で。
掘りがめちゃめちゃ見事なんだよなあ。これがあることでこの刀が印象に残るもん。
ナポリタンたべたい
この日はこの後もう一件はしごして家に帰って天狼傳の配信見る予定だったので1階しか見られなかったです。予定入れ込んでない日にもう一度来たい。写真は上野の星乃珈琲店でたべたナポリタンです。この日は無性にナポリタンがたべたかった。
今回は店を探すのが手間だったのでチェーン店のナポリタンで刀を納めましたが、あの界隈はレトロな喫茶店が結構あるのでナポリタン開拓したいですね。おすすめ上野ナポリタンあったら教えてください。
今度はこれに載ってるとこに行く:
うまいナポリタンが食べたい!上野・御徒町を食べ歩く(全文) [散歩] All About
という感じで、実に2週間ぶりの休み(激務weekだった)を満喫したいざなみでした。ここまで読んでいただいてありがとうございました!