3連休いかがお過ごしでしょうか
昨夜急に友人から飲みの誘いが来て、
「京都なうやねん」と答えたら「京都行き過ぎ」と言われました。いざなみです。
今回は、刀剣御朱印めぐりの第3弾が9/30までですので、それを目当てに行ってきました!
今回は妹の家に泊まって宿代を浮かせる代わりに、行きかえりを新幹線で済ます適度なリッチさの旅でした。
のぞみってすごいね、2時間で東京から京都へ行けるんだね…
旅の始まりは藤森神社
というわけで、17日土曜日の朝7時くらいに新幹線に飛び乗り、9時前には京都に着いていました!
東京~京都間の普通乗車券を買うと、降車駅は京都市内ならどこでもOKとなることもあり、
まずは藤森神社のあるJR藤森駅へ!
▼前回行ったときの記事
行き慣れた藤森神社ですが、今回初めて宝物殿を見てきました。
勝ち馬の神さまとしても信仰されてる神社さんですので、一角は馬の博物館として、
いろんな国の馬の人形が展示されていました。
宗近の太刀なんかも展示されていたのですが、ライティングが微妙で見づらかったです;
面白かったのが、駆け馬神事の写真!
そういうのがあるとは知ってたんですが、流鏑馬みたいな感じのものだと思っていたんです。
こんなに面白い光景になってるとは思わなかった。
ちょっと、写真が小さくてわかりにくいとは思うんですけど、まじまじ見てほしい…
でっかい写真で見ると、乗ってる人の表情なんかもまた面白くて…
相手に姿を隠して乗るやつとか、矢に当たったと見せかけて乗るやつとか、
それは分かるんだけどなんで馬上で逆立ちするん!??!?みたいな
すごいんですよ…写真だから笑えるけど、実際見たらすごいんだろうけど…写真だと笑う…
宝物殿は入口入ったところにお気持ちで拝観料を入れる箱がある、っていう感じなので、
お気軽に覗いてみたらいいんじゃないかなと思います
(横乗りとかする鶴さん想像したよね。トリッキーで相手を挑発するような戦い方しそうだからそういうことひょいひょいやりやがりそうだよね。楽しいね)(オタク)
あんまり関係ないけど藤森神社のこの倉庫かわいいなっていつも思っています。
JR藤森駅~藤森神社間にあるパン屋さんで朝ごはんをしまして、
ブーランジェリ ブロン -Boulangerie Blon-
粟田神社の道中にて龍馬と出会う
次は粟田神社へ!
一度京都駅に戻り、地下鉄で向かいました
地下鉄東山駅の改札を出ると、すっごい人!
「まさかこれ全部粟田神社・・・?そんなばかな・・・・」
って思ってたんですが、
京まふの会場のひとつがこの近くだったので、そのためだったようでした
駅構内すっごい圧巻のポスターだった!青エクのポスターかっこよかった
粟田神社に向かう道中に、こんな碑があったのに初めて気づきました
そういえば青蓮院は粟田さんのすぐ近くでしたね!
龍馬伝見てた時、大河のあのエンディング後のおまけみたいな部分(あの部分って名前あるの?)で
「おりょうの父親は青蓮院の専属のお医者さんだった~」みたいなことが解説されていたのを覚えているのですが、
その関連でこのあたりにも龍馬さんの足跡があったようでした
いままでの御朱印期間のときも粟田神社は割と人が少ない印象だったのですが、
今回はさすがに3連休ということもあったのか京まふの余波か、
いままで見た中で一番ひとがいたように思います。
参道、緑いっぱいで大好き。
建勲神社
次は電車で移動して北大路バスターミナルへ。
そこから建勲神社へ移動します
ここからはいつもの市バス一日乗車券で移動してます
ここまでで3個所神社まわっていますが、ここが一番人が少なく落ち着いていました
お山は静かでよいです
今更なんですが敦盛ってなんかすごく現代的でかっこいい詩が含まれてるんですね
あいかわらず建勲神社の宮司さんは愛想のいいおじさまでした。
気になってたカフェ、さらさ西陣
豊国神社は翌日18日に例祭があり、その例祭の限定の御朱印もいただきたかったので
この日の刀剣御朱印めぐりはここまでです
ここまででだいたい12時を回ったくらい!けっこうさらっと回れちゃうもんですね
建勲神社のすぐそばの、さらさ西陣というカフェでお昼をとりました
銭湯だった建物をそのまま使ったカフェなのです。
タイル可愛い~!
このお店を探して歩いていると、けっこうおしゃれめなお店いろいろありました
次に建勲さんきたときはこのあたりも歩き回ってみたいなあ~~
泣きべそかきに、嵐山へ向かう
おなかも膨れたところで、次は嵐山方面へ向かいます!
お目当てはふたつあって、お先に一つ目の清凉寺
こちらには、豊臣秀頼のものとされる首が納められています。
豊臣秀頼は秀吉の息子で、鯰尾藤四郎を好んで腰に差したとの記録が残っている、
鯰尾の元主さんです。
大阪夏の陣で一世一代の合戦に負けた豊臣秀頼ですが、
長くその首の行方は知れずにいました。
秀頼が切腹したあと、総大将の首を敵陣に持っていかれぬように、家臣たちが別の場所に隠したのでしょう
それが昭和55年に大阪城で発掘され、おそらく秀頼のものであろうと推定されています。
豊臣秀頼 (歴史文化ライブラリー) | 福田 千鶴 |本 | 通販 | Amazon
この本を読んで秀頼公の首が納められていると知ったんですが、
この次は秀頼の奥さん、千姫に関する本を読んでみたいですという目当て。
人はすごく少なかったんですけど、すごくすてきなところでした
こんなに立派なのにこんなに人が少なくてなんだか寂しい(感情移入モンペ)
秀吉に溺愛されて、耄碌してずたずたになってもなお秀頼の未来を願ってた、願われていたんですよね、
平和な時代で愛されて生きていくはずだったんです、秀吉の中では
そんなひとが最後に一世一代の大戦をして、それに敗れて、
なにを守りたくて戦ったのかなあ、なにを守りたくて死んだのかなあ、
そんなこと400年も後のわたしじゃ分かりやしないけど、そんなこと考えちゃいます
そんでさ、そんなひとの生まれてから死ぬまでをずっと近くで見てた鯰尾さあ…(わたしは鯰尾厨)
それから絶対笑うようなものじゃないと思うんだけど、笑ってしまったやつ
絶対仏教的に意味のあるポーズなんだとは思うんだけど…
右のお方のパァ!!みたいなポーズのせいでなんかもう全部台無しだよ…(ばちあたり)
初めましての大覚寺
この次は大覚寺へ!いままで行ったことなかったんです
膝丸のご実家ですね!
本丸感がやばいとtwitterで見かけていたのですが、すっごいりっぱな本丸でした。
(だいぶノリのいいお寺さんだと思っています)
この日は中秋の名月前後のイベントとして観月の夕べというのがあって、
そのせいもあったのか寺務所がだいぶお忙しそうでした
だいぶノリのいいお寺さんなので膝丸っぽいお土産物もあるお守り授与所なのですが、
膝丸には関係ない匂い袋を買いました~
ただ袋だけは薄緑を選びましたよ!
この匂い袋に使われているフジバカマというお花も、境内で見ることができました
お守り授与所、とっても香りものが多くて
なんだかとっても雅でした
膝丸はいいとこのぼっちゃんだったんだなあってかんじです。
現代人だったらスメハラとか絶対しない。
うちの職場のおっちゃんたちみたいにくさくない。絶対いい匂いする。職場に膝丸ほしい。夏辛い。(切実)
無駄に泣き言を混ぜてしまいましたが、17時ちょっと前くらいに大覚寺を後にして、
このあとはのんびりバスに乗って京都市街へ戻ります。
四条通りを歩いててなんだか入口が可愛かったからふらっと入ってみたのですが、
すごく雰囲気のいい喫茶店でした。マスターさんがルパンみたいにもみあげ長いの。
二日目の朝は豊国神社へ
一日目はこれにてお開きで、妹宅にて泊まり、二日目は朝一で豊国神社へ!
9時ちょっとすぎくらいに着いたんですけど、
こいつぁ驚いた。
めっちゃ人いました。
先ほどもちょろっと書きましたが、この日は年に一度の例祭だったのです。
豊国神社例祭:舞楽、勇壮に 京都・東山区 /京都 – 毎日新聞
こ~~んな限定の御朱印がいただけまして、
それで刀剣御朱印を頂きに来た審神者と限定を御朱印を頂きに来た一般の方とが入り混じって
宝物館のところまで伸びる大行列ができていました…すっげえ
まあ退屈しなかったけどな(豊国さんのノリだいすきよ)
そんなこんなで並んで、
無事に御朱印二種と新しく出たばっかりの御朱印帳袋もいただきました~
どうでもいいけど、大阪城の豊国神社でいただいた御朱印帳を京都の豊国神社の袋に入れています…
秀吉大好きかよ…(たまたま)
刀剣に関係ある場所はここまでで終了!
このあとは9/30までの特別公開だった藤田家邸宅を見に行ったり
西陣の豪商がそろばん勘定抜きに、最上級にぜいたくして作り上げた接待用の邸宅です。
この建物ができてそのすぐ後に戦争に突入してしまったから、
戦前の勢いがあって豊かで芸術のわかる時代の、その最後のぎりぎりのタイミングで作られたものなんだとか。
夏の設えになっていて、目にもとても涼やかでした…ここに住みたい
妹と合流してお昼にして、
そのあとカフェコムサでケーキ食べて
外国人を意識した和空間 京都に「和風カフェコムサ」|フード・レストラン|NIKKEI STYLE
そのあとはつまみいっぱい買って妹宅に帰って
お酒飲みながらハリポタ見ました!
なんだか京都には行き慣れてだいぶゆるゆるになってしまっている感じがありますが、
行ってない場所行きたい場所いろいろありますので
まだまだ自分なりの旅を楽しみたいなあと思います
薬研の鯛のあたりがとっても好きです!!!
それではぐだぐだだらだらヤマなしオチなしな旅行記でしたが、
読んでくださってありがとうございました!
(最近コメントいただいたりtwitterで声かけていただいたりが続いてとっても嬉しかったです
なにかのお役に立てたならとっても嬉しいです!)